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Youtubeの音量対策

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2024.12.13

こんにちは、キュー撮影部の奥田です。普段はMAやPAなど、音声に関わる仕事をしています。
映像制作を仕事や趣味にしている皆さん、YouTubeに映像をアップロードした際に、思ったより音量が小さくなってしまい困った経験はありませんか?
これは、アップロード時にYouTube側で必ず行われる自動音量調整が原因です。しかし、編集段階で簡単にできる対策がありますのでご紹介します。


★音圧レベル(LKFS/LUFS)を調整する

Googleから公式なアナウンスはありませんが、YouTubeではアップロード時に音圧レベルが-14LKFS/LUFSになるよう自動調整が行われます。そのため、編集段階であらかじめこの数値に合わせて調整しておくと、アップロード後の音量変化を最小限に抑えることができます。
もし具体的な数値が分からない場合は、聞かせたい言葉や音声がピークメーターで-4dB付近に振れるように調整すると、ちょうど良く聞こえるかと思います。


★音が大きい部分と小さい部分の差を少なくする

YouTubeの自動調整はコンテンツ全体の音量を均一にする仕組みです。そのため、音が大きい部分は問題ありませんが、小さい部分が極端に小さく聞こえる可能性があります。特別な演出意図がない限り、音量のばらつきを減らし、できるだけ均等に整えておきましょう。

以上の2点を意識してアップロードすれば、音量に関するがっかり感はかなり軽減されるはずです。簡単な作業なので、ぜひ試してみてください。