音質の調整(エフェクターの種類) 名古屋・東海地方の撮影技術サービスは株式会社キュー

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音質の調整(エフェクターの種類)

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2025.01.24

こんにちは!キュー撮影部の奥田です。普段はMAやPAなど、音声に関わる仕事をしています。
今回は、映像のミキシング作業で欠かせないエフェクターをいくつかご紹介したいと思います。
映像制作ではよく耳にする言葉ですが、「実際に何をどういうふうにするものなの?」と感じている方も多いのではないでしょうか。最近ではAIに任せることも増えていますが、基本的な仕組みを知っておくと便利ですよ!

★イコライザー

よく業界では「EQ」なんて呼ばれていますが、これはイコライザーの略です。
簡単に言うと音質を調整する機械です。もう少し詳しく説明すると、周波数帯ごとに音量を調節する機能があります。
例えば、声を聞き取りやすくしたり、不要なノイズを抑えたりするのに使われます。

★コンプレッサー

こちらも業界では「コンプ」と呼ばれることが多いですね。コンプレッサーの略です。
簡単に言うと、音が大きすぎると小さくし、小さすぎると大きくする機械です。
音の大きさをトリガーにして、超高速で音量を調整してくれるんです。おもしろいですよね!
一見シンプルに見えますが、音量のばらつきを抑えるだけでなく、音質を変える目的で使うこともあります。令和の時代でも大活躍です。

★リバーブ

リバーブは、残響を人工的に付加する機械です。
前述のイコライザーやコンプレッサーとは異なり、原音には手を加えず、音を派手にデコレーションしたり、音場をシミュレーションしたりします。

以上、3つのエフェクターをご紹介しました!
これだけ覚えておけば、「知ってる風」を演出できるかもしれませんよ!