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【PXW-Z200②】新規購入機材の紹介
機材
2024.11.29
こんにちは、撮影部デスクの大石です。
今回は前回のブログにも投稿したSONYの新型デジ「PXW-Z200」について書ききれなかったことを書いていきたいと思います。
前回:https://cue-satuei.com/post-211/
私は機材レンタル部門も兼任しているのですが、発売から約2か月が経ち、非常に多くの「PXW-Z150」「PXW-Z190」を使用していたお客様が移行を始めました。
色々と以降理由はあるかと思いますが、個人的に大きな要因となっているのは下記の3つと考えています。
①外形寸法+質量の違い
②対応収録メディアの違い
③進化した手振れ補正
■外形寸法+質量の違い
こちらは公式によると、約175.6×201.3×371.1mm(突起部含む)となっております。
「PXW-Z190」が約190.0×202.0×419.7mm(突起部含む)であることを考えるとかなりコンパクトになっているのがわかります。
質量も約1960g(本体のみ)となっており、「PXW-Z190」と比較すると約2. 3kg(本体のみ)と結構な差があります。
この「PXW-Z200」のサイズ感、質量はあの「HXR-NX5R」とほぼ同クラスとなっています。
これによりかなり手に馴染むのが、使い心地の良さを助長していると考えます。
■対応収録メディアの違い
こちらも既存の機種とは大きな違いとなっており、
CFexpress Type A メモリーカードに対応しています。
「PXW-Z150/Z190」はSDカード収録のみとなっていて、不便な点も多々ありました。
これまで4K60P収録など「PXW-Z280」が適任でしたが、「PXW-Z150/Z190」よりも更に重く大きく、現場を選ぶ機材になっていました。
「PXW-Z280」はメディアがSxSカードとなり、名古屋ではあまり流通しておらずまったく流行りませんでした。
それに比べてCFexpress Type A メモリーカードは「FX6」「FX3」でのメディアとなっており、名古屋で主流となっている機材なのでメディアを所有している会社が多く、わざわざメディアと一緒に借りる必要が無いといった点でも需要を後押ししていると考えます。
■進化した手振れ補正
こちらも正直驚きました。スタンダードとアクティブの2つのモードを搭載しており、スタンダードは光学式手ぶれ補正となっており、画角に影響はありません。
これだけでも十分な補正が入りますが、アクティブモードはすごいの一言です。
光学手ブレ補正+電子補正の二重補正で、画が20%位クロップされるような感じになりますが、そこで切れた部分をうまく使い、アクションカムレベルの補正が入ります。
正直オーバーな感じもありますが、かなり強い補正になっています。
クロップが気になるかもしれませんが、元から最大広角7.7mmと「HXR-NX5R」のワイコン付きレベルの画なのでそこまで気にならないと思います。
以上、第2回の「PXW-Z200」ブログでした。
こちらは弊社にて既に購入しており、お貸出しも可能となっております。
詳しくは下記レンタルHPへアクセスください。
https://www.cue-rental.com/items/detail/5748
それではまたお会いしましょう。